障害者支援グループホーム

彼女と初めて出会ったのは、一昨年の事でした。

友人から、障害のある方のグループホームのお手伝いをする人を
探してるので手伝ってと言われ、初めて彼女に会いました。

団地の部屋を借りて,障害のある人たちの共同生活。
見守りと支援をします。
彼女は、そんなホームを何か所か経営しています。

私が担当する事になったホームには、障害のある方が三人暮らしています。

親も年を取り、この子を残して行くのは心配だとか
親は亡くなり、兄妹はとても面倒を見きれないとか
いろんな事情がある人たちです。

身寄りのない人の後見人になったり、とても責任のある立場にあります。

彼女と一番最初にお会いした時
この人はなぜこんなに重い責任のある選択をされたのか？
と・・・・

彼女の娘さんも障害を持って産まれました。
そして
ご自分の亡き後の娘さんの行く末を考えたからです。
安心して障害のある子を残して行ける施設が作りたかった。

それは、強くたくましい母の愛でもありました。

それから週一ではありますが、
グループホームのお手伝いをさせていただきました。

現在は
笑顔の素敵なk君は、幼い頃の予防注射が元で、障害を負いました。
絵を描くのが好きなTさん、彼は時時てんかんの発作を起こします。
脳腫瘍が元で障害を負ってしまったF君

同じホームに居ても何一つかみ合わない3人が
（言葉や身体の不自由な人たちです）
連帯できるものがあればと、ゲーム導入の提案を彼女がしました。

早速百円ショップでゲームを探し
さいころを振って、出た目の数だけカップが貯まると言うゲームを調達。
（本当はもらったカップをピラミットに積み上げるんですけどね。
手の動きも定まらないほど障害のある方もいますので
さいころを振るだけにしました。これだと誰でも出来ます。）

同じ場所にいて、今まで交流の無かった人たちに

ゲームを通じて交流が生まれました。

みんなが
彼女の愛の下で、幸せに生きて行けますように♡

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