芥川賞・吉直樹さんの「火花」おめでとうございます

皆様お住まいの地域は、台風大丈夫でしょうか？

私の処は、昨日は雨が激しかったのですが、
午前中は雨が激しく、現在は風が出ていますが晴れてきました。
各地に被害が出ない様にと祈ります。

今日の午後には、日本海側に抜ける予報ですが
どうぞ皆様お気を付けてお過ごし下さい。

芥川賞、吉直樹さんの「火花」が受賞しましたね。

お笑い養成学校の同期約４００人の中で
１６年経った時点で芸人として残っているのは１０人程だそうですが
何の世界でも、多くの人々は志を成しとげ、成果を残し
残っていくのは多難を極めます。

努力、才能、運の三拍子が揃う事が必要ですね。

本当におめでとうございます。


芥川賞と聞くと思いだす人がいます。
今から４～５０年ほども昔の事です。

彼は、大学を卒業して、アルバイトをしていました。
今の言葉で言いますとフリーターでしょうか？

彼はひたすら、小説を書いていました。
芥川賞は彼の夢でした。


何人かの友人たちと、ホームパーティをよくしましたが
玉川上水沿道を散歩しながら、彼はよくこう言ったものです。

「着流しで芥川龍之介の様に、玉川上水を歩きたい」

彼が才能があったのかどうか？それは知りませんが、
努力、才能、運の三拍子が揃わ無かった事だけは確かな事です。


どうしているだろう？
元気だろうか？

若い日の情熱は決して無駄ではなかったと思います。

夢がかなわなかったとしても、
やりたい事が出来た事、それは幸せな事だったんだと思います。
その努力は、きっと彼の人生に何らかのブラスを与えてくれたと信じます。

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